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「青天の霹靂」を観て来た。

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劇団ひとりの初監督作品の「青天の霹靂」を観てきた。
もともと劇団ひとり大泉洋のファンだったというのも観た理由だが、もっと別の理由がある。
それは、70年代の活気溢れる町並みの様子やファッション、そして今は亡き両親にタイムスリップして会うという設定だ。 

私は子供頃に父親、そして勝手に長生きしてくれると思い込んでいた母親も、私が働く年になって少ししたら、あっけなくガンで逝ってしまった。
子が親を思う気持ちはものすごく純粋なもので、そしてものすごく深いものである。
ただただ親が恋しくて会いたくてたまらないのだ。

ともかく、私は「青天の霹靂」の予告編を観て、わが父と母を強烈に欲してしまった。
父は特に、昭和70年代に私の父となり、そして70年代のうちに亡くなったのだから、この映画のこの雰囲気。
まさに父の生きたその世界なのだ。

映画の中で、劇団ひとり演じる主人公「晴夫」は売れないマジシャンで、ダメな父と父に愛想をつかして家を出た母との子であり、みじめな生活をしているという序盤、大泉洋の演技力、「ああ、こういう人いるよね、みじめなのは一生懸命やろうしない自分が悪いのに」と、大いに納得させられ、素晴らしい。

子供の頃には大きくなったらあれになりたい、これになりたいなどと、誰しもが色々と夢を見るわけだが、中学生ぐらいになると段々と現実が見えてくるものだ。
やりたいことに才能があってなおかつ頑張っていける人なんて、ほんとに一握り。
自分はダメだダメだと自らに暗示をかける日々。
そういう気だるさや、小さなことに見栄を張ってプライドを保とうとする晴夫に、ダメな男だなーと思わされた。

だけど、このダメな男がまさに青天の霹靂タイムスリップしてから、毛嫌いしていながらも会いたかった父、そして自分の知らない母に出会う。
でも、二人はまだ若いし、自分のことは名乗るわけにはいかない。
わたしは映画を観ながら何度も想像した。

「私だったら、父と母に遠まわしに伝えてしまうかも」
「でも、伝えてしまったら変人に思われて嫌われるだろうな」
「それに早死にしてしまうことだって、言わなきゃいけなくなるよな」
などと、とにかく自分に置き換えて色々考えてしまった。

それほどなんだかわからないリアリティがあって、そして映画に流れる空気は私の子供の頃のあの空気だった。

どんな結末でも、二度とこっちに戻れなくても、父と母のいた時代へ行って見たい。

こんな願いはドラえもんでもいないと叶えられないけど。
この映画は少しだけ私に父と母の空気を伝えてくれた。

私も父と母に一言伝えられるなら、ひとこと言いたい「ありがとう」


公式サイト
http://www.seiten-movie.com/



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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

tag : 青天の霹靂,劇団ひとり,大泉洋,柴崎コウ,タイムスリップ,映画,映画レビュー,邦画,

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simona・シモーネです。
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一緒に見る人がいると映画ってほんとに楽しい、違う世界に運んでくれるから。
でも、一人でも観たいものがあれば映画館行っちゃう私。最近の映画館はきれいで安心ですよね!

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